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ZRC JAPAN

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Z.R.C.の特長

TOPZ.R.C.の特長超防錆力の秘密

超防錆力の秘密

汎用品の亜鉛皮膜は、グレードの劣る容積の大きな亜鉛粒子に占められているのに対し、超防錆力を誇る常温亜鉛めっきZ.R.C.の皮膜内には、最高級グレードの容積が小さく最適形状の亜鉛粒子が、幾重にも重なり、繋ぎ支える構造となっています。汎用品にはない、この皮膜内メカニズムが常温亜鉛めっきZ.R.C.の優れた皮膜を成立させる大きな要因となっています。 更に常温亜鉛めっきZ.R.C.の皮膜内には、大小の亜鉛粒子の僅かなスペースに、長年の技術の結晶でもあるハイエンドの特殊な非公開結合剤が隙間無く充填され、亜鉛粒子間を強固に補強することにより、汎用品を寄せ付けない耐熱性・密着性・強度・etc.を長期にわたり保持します。これが、ハイエンドな皮膜メカニズムです。 また、大小の亜鉛粒子の総面積は、汎用品に比較し圧倒的に広大で、その総面積(=亜鉛粒子の接触面積の広さ)は、皮膜内に圧倒的な電気伝導を発生させるもととなり、「信頼の実績とブランド!常温亜鉛めっきZ.R.C.」の超防錆力の礎となっているのです。

イメージ図

■常温亜鉛めっきZ.R.C.皮膜内の電気伝導について

下図のように常温亜鉛めっきZ.R.C.皮膜内では、断続的に電気伝導が起こることにより、
長期間厳しい環境にも耐えうる超防錆力を保持しています。


各皮膜のモデル図

常温亜鉛めっきの特有性質である犠牲防食を実現する為には、少ない結合剤で多くの亜鉛粒子をしっかりと金属面に接着しなければなりません。より多くの亜鉛粒子を含有し、溶融亜鉛めっきと同等の犠牲防食を実現しようとするとその分の結合剤が少なくなり接着力に劣り剥離しやすくなります。結合剤を多くして接着力を確保すると、その分亜鉛粒子が少なくなり犠牲防食の作用が劣ります。
常温亜鉛めっきZ.R.C.は、特殊なエポキシ樹脂(非公開)を使用し、この相反する課題を唯一クリアーしている製品です。 汎用品〈1〉は、結合剤を多くしたあまり、犠牲防食の作用が劣ります。 汎用品〈2〉は、亜鉛粒子の含有を高めるあまり、密着力が劣ります。 汎用品〈1〉の低い防錆力、汎用品〈2〉の低い密着力はともに、長期耐久性に大きく影響します。

大小の粒子のバリエーションが組み合わされて、皮膜効果・犠牲防食効果が発揮される


1000×


重要な亜鉛粒子について

常温亜鉛めっきの性能を決定づける要素の一つとして、亜鉛粒子があります。見かけの含有率ではなく、どのような亜鉛粒子が使用されているかが非常に重要です。 常温亜鉛めっきZ.R.C.は、世界最高水準である米国ASTM D520に規定されるTypeⅢカナダ産のピュアージングを使用しています。性能に大きく影響する金属亜鉛分は最高の99%を確保。 鉄分(Fe)はTypeⅡの10分の1。さらに環境負荷を与える鉛(Pb)やカドミウム(Cd)は汎用品に使用されるTypeⅡの10分の1しか含みません。 RoHSは鉛(Pb)規制値1000ppmに対してTypeⅢは20ppm以下、カドミウム(Cd)75ppm規制値に対して10ppm以下と大幅に下回っており環境にも優しい常温亜鉛めっきZ.R.C.です。

■ASTM D520-00 亜鉛粒子の標準仕様

※RoHSとは、危険物質の法規定を整備し、環境や人の健康に及ぼす危険を最小化 する事を目的として
います。EC95条に準拠した電気・電子機器に含有する鉛・ 水銀・カドミウム等を 規制する指令です。

※ASTMはThe American Society for Testing and Materials の略称で米国規格協会とも称され て
JISの手本でもあります。